2019年10月23日 16:54

アイリスオーヤマは、台湾国内への家電製品の販売を強化するため、台北市に現地法人「台湾アイリスオーヤマ株式会社」を設立し、10月22日より業務を開始した。

アイリスオーヤマは、中期経営計画「2022年グループ売上高1兆円」を目標に掲げており、その達成に向けて更なるグローバルな事業展開と総合家電メーカーとしての一層の利益拡大が必要となっている。

従来、同社では中国(大連市)から台湾向けの営業を展開してきたが、台湾国内の顧客ニーズを掘り起こし、それに密着した「日本のライフスタイル」の提案を推進するため、今回現地法人を設立した。これにより新商品の開発も、台湾産のお米の銘柄に対応した炊飯器など、台湾オリジナルの商品開発を強化することで多様な生活者ニーズに対応する。今後は「物流センター」の新設も計画しており、2022年までには単年売上高50億円を目指す。

アイリスオーヤマ