2019年08月09日 17:34

埼玉工業大学は、「2019坂戸・夏よさこい」に出展して、8月17日(土)に公道実証実験を実施する。同大は、自動運転バスを8月1日に自動車教習所内の試乗会を開催して関係者へ公開したが、今回初めて、公道走行実験を一般市民へ公開。8月17日(土)11時~11時30分に、東武東上線坂戸駅北口のサンロードの約200m間を往復して走行し、1回15人(先着順)で2往復の試乗を予定している。
埼工大の自動運転バスは、マイクロバス「リエッセII」をベースに「自動運転AI」を実装し、本格的にAI技術を活用して自動運転するのが特長。バス専用レーンでだけでなく一般公道で走行する実用的で、かつ商用化を目指して開発している。
普及が進むAutowareを利用し、AIによる障害物の検知(識別・分類する)機能を強化して、ライダーやカメラの画像情報をディープラーニング(深層学習)により、周囲環境をAIで認識して障害物を回避して走行することも可能。今後、各地の実証実験に参加し、社会的なニーズに対応して実用性の高いバスを開発していく。