2019年08月06日 16:47

日本シグマックスは、低コストで導入できるエコー装置として好評販売中の「ポケットエコー miruco(ミルコ)」に、リニアプローブ搭載モデルを追加。9月中旬より、全国の医療機関向けに発売する。
今回新たに搭載する10MHzリニアプローブは、「運動器」「皮下組織」「頚部」「末梢血管」「肺」など、比較的浅い組織の描出に適した設定。片手で持てて画像が見やすい7インチディスプレイのタブレットを使用しており、プローブも一緒に白衣やエプロンなどのポケットに入るコンパクト設計。合計の重さも500g以下(プローブとタブレット表示機の組合せ)と、持ち運びが楽にできる。標準小売価格は298,000円(税別)で、短期レンタル(有料)で実機を試してもらうスタイルとした。
低価格でより多くの医療従事者が利用できることを目指し、さらにリニアプローブを搭載することで、従来の腹部を中心とした用途からより多くのシーンへ利用が広がることを期待している。