2019年05月10日 15:19
トラストバンクは、5月10日、地域通貨の発行、利用、管理を可能にする新たな地域通貨プラットフォームサービス「chiica（チーカ）」の提供を開始する。
「chiica」は、自治体が地域通貨を発行、利用、管理できるプラットフォームで、トラストバンクが独自に開発、提供するサービス。地域通貨の発行、利用にはスマートフォンを用いたQR決済の仕組みを利用する。利用者は、専用のスマートフォンアプリケーションやカードに表示されたQRコードにて決済を行う。自治体は、「chiica」を通じて、独自の地域通貨を発行することが可能になり、利用者と加盟店舗の通貨のやり取りを一元管理することができる。
「chiica」が採用される深谷市の実証実験では、地域内経済の循環を高めることを目指し、地域通貨導入のための検証を目的として、プレミアム10%分が上乗せされる「深谷市電子プレミアム商品券」を販売。「chiica」を通じて、このプレミアム商品券のアプリとカードの発行、利用、管理を行う。
