2019年05月07日 15:12

電通サイエンスジャム(DSJ)は、感性把握システム「Valence-Arousal Analyzer(略称:VA Analyzer)」を新たに開発した。
ここ数年、脳波計測による感情把握は可視化ツールにより分析が可能となってきており、DSJでも感性可視化ツールである「感性アナライザ」を多くの企業のR&D部門等に提供している。一方で、解析するには専門家の知見やノウハウが必要なこともあり、より直感的に人の気持ちの変化を把握したいというニーズもあった。
そこで人の気持ちの揺れ動きを2次元上でマッピングでき、容易に誰でも感情比較ができるツールとして「VA Analyzer」を開発。「VA Analyzer」は、感情の次元モデル「Valence」と「Arousal」2軸の値を脳波から推定し、感情の変化を表す事が可能。2次元上に喜怒哀楽に関わる様々な感情がプロットされている。
5月8日~10日に東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week」にて正式リリース。