2019年04月22日 08:47

かんき出版は、哲学ガイドブック「自分と向き合い成長する アニメと哲学」を、4月22日より発売する。

「多くのアニメは、子どもたちがどう生きるべきか、その指針となるようにつくられている」とNHK Eテレ「世界の哲学者に人生相談」の指南役でお馴染みの哲学者・小川仁志さんは言う。アニメには意識のあり方や成長の様子が、わかりやすく描かれている。そこで、そうした誰もが知っているアニメを共通の題材にして、意識なるものを哲学的に解釈してみたのが本書だ。

自分のことは意外とわからないもの。自分がどういう意識を持っているのか、また自分の意識がどういう状態なのか、それは自分では見えない。だから他人をモデルにして考えるしかない。本書では、その「他人」として、わかりやすいモデルであるアニメのキャラクターを活用。「おそ松さん×ニーチェ」「ジブリアニメ×西田幾多郎」「ちびまる子ちゃん×サンデル」など、様々なアニメ作品を題材として取り上げている。

定価は1620円(税込)。

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