2019年03月25日 12:36

GITAI(本社:San Francisco, US)は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同研究契約を締結。また、JAXA筑波宇宙センターの国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟模擬フィールドにおいて、GITAIロボットによる宇宙飛行士の作業代替実験を実施した。

JAXAでは、地球低軌道を持続的な人類の経済活動の場にすることを目的に、ロボット技術の導入を積極的に推進している。その一環として、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を技術実証プラットフォームとして活用することを検討。一方、GITAIは、宇宙での作業コストを10分の1にすることを目的に、宇宙ステーション内の作業を宇宙飛行士の代わりに実施可能なロボットの実現を目指している。

2018年12月25日~27日にJAXA筑波宇宙センターの「きぼう」日本実験棟模擬フィールドで行われた作業代替実験では、GITAIロボットは72%(13/18)の作業代替に成功した。今後は両社で協力して、技術検討と実証実験を実施する。