2019年03月11日 08:47

小田急電鉄は、3月30日始発から、小田急線下北沢駅地下1階ホームでホームドアの使用を開始する。
駅ホームにおけるホームドアの設置は、転落や列車との接触などの事故防止策として高い効果がある。同社では、2012年9月に、新宿駅4番、5番ホームにホームドアを設置しており、2022年度までに1日利用者数10万人以上の駅にホームドアの設置を進める計画だ。
これまで新宿などの終端駅以外の駅でのホームドア設置については、列車を定位置に停車させるための課題があったことから、ホームドア設置の計画づくりとともに、定位置停止支援装置(TASC)の導入を進めてきた。これにより、今後は途中停車駅におけるホームドアの設置計画を具体的に推進していく。今回の下北沢駅ホームドア設置箇所は、地下1階 3番、4番ホーム。また、今後のホームドア設置計画は、2019年度が代々木上原(1番ホーム、4番ホーム)、東北沢、世田谷代田、梅ヶ丘、2020年度が下北沢(地下2階ホーム)など。