2019年02月27日 06:35

西武鉄道が現行の「ニューレッドアロー」を25年振りに刷新し、3月にデビューする新型特急「Laview(ラビュー)」の車体外装に、DNTの「スーパーブライトNo.2000」が採用された。

「S/B2000」は、これまで自動車のアルミホイールやホイールカバー等自動車内外装部品への採用が中心だったが、鉄道車両の車体に採用されたのは今回が初めてのケースとなる。

「Laview」の車両デザイナーには、世界的建築家である妹島和世さんが起用され、「いままでに見たことのない新しい車両」をコンセプトとして開発された。「S/B2000」はメッキ仕上げのような高輝度外観が得られ、「Laview」の「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込むデザイン」の実現に貢献している。

4月中旬に東京デザインセンター(五反田駅そば)にて「Laview」の車両デザイン監修を務めた妹島和世さんを基調講演に迎え、本技術の解説も行う「意匠力アップセミナー」を開催する。