2018年10月25日 10:33

ヤマップは、登山アウトドア向けアプリ・Webサービス「YAMAP」において、遭難防止を目的としたアプリ内機能を新規拡充した。
警視庁の調査によると、2017年1年間に全国で起きた山岳遭難は2583件、遭難者が3111人で、統計の残る1961年以降で最多を記録したことが報告されている。このように山岳遭難事故が増加の一途を辿っている現状を受けて、「YAMAP」を運営するヤマップでは、遭難防止を目的とした新機能として、オフラインでも「緊急時の正しい対処法」がわかるフローチャートをアプリ内に拡充した。
今回の取り組みでは、山中での道迷い、転倒・滑落による負傷といった登山中の予期せぬ事態に対し、登山者がパニックに陥らず正しく判断・行動できることを目的とした、オフライン環境でも確認可能な「緊急時のフローチャート」機能を新設することで、「安心・安全の登山」への貢献する。フローチャートは「道に迷ったときの対処の流れ」と「事故発生時の対処の流れ」の2種類を用意している。