2018年10月18日 15:50

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、10 月15 日から18 日にかけて実施された、兵庫県姫路市都市局ならびにアマナビ主催のドローンによる先端技術を用いた施設劣化の実証実験に協力した。
今回の実験では、外壁などの劣化状況をより詳細に調査するため、ドローンに搭載したカメラによる撮影を行い、点検業務でのドローンの有用性を検証した。これまで、ドローンに搭載されたカメラの設定はフライト前に行い、設定変更が必要になると都度ドローンを帰還させる必要があり、操縦者への負担と作業効率への悪影響があった。
今回、遠隔制御システムを使用することで、フライト中に地上からカメラの設定変更が可能となり、より鮮明な画像の取得を実現。施設の健全な維持・保全へのドローンの有用性ならびに、デジタル一眼レフカメラ「EOS」を用いた遠隔制御システムの実用性を確認した