2018年10月15日 16:03

エムティーアイとAutomagiは、ライオンのデータや知見をもとに、歯と歯ぐきの画像から口腔の状態をチェックできる技術の開発支援を開始した。

厚生労働省によると、むし歯や歯周病による歯の喪失、歯ぐきの痛みは全身の健康状態の悪化にもつながるとされ、そのため日ごろから歯や歯ぐきの状態を把握しておくことは、健康管理の一環として非常に大切。一方で健診のための歯科受診率は低く、口腔内の健康を保つための適切なケア方法やそれに関する知識の浸透には課題がある。

本技術のサービス化に向けて試作されたアプリでは、スマートフォンで撮影した歯と歯ぐきの画像をもとに、「お口の元気度」を表示。歯ぐき状態の結果とあわせて、おすすめのケア方法やケアアイテムを紹介することで、口腔の健康への関心や、歯ぐきの状態変化の早期発見を通して歯科医院の受診率を高めることなどが期待できる。