2018年09月18日 06:50

犬との触れ合いをつうじて、一度は社会からドロップアウトした少年たちが成長していく過程を綴ったノンフィクション「ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発」が、9月15日、講談社より発売された。
八街少年院でスタートしたGMaC(ジーマック)と呼ばれるプログラム。社会からドロップアウトした少年たちと、動物愛護センターなどに保護された「保護犬」が、3ヵ月の訓練をとおしてともに成長していく姿を追う。
GMaCは、犬や猫の社会的殺処分ゼロをめざすヒューマニン財団と八街少年院の協働でおこなわれている。捨てられた犬たちを救うこと、そして、犬を救う過程を少年たちに担ってもらうことで、彼らに社会復帰のきっかけをつかんでもらいたい。そんな願いを込めて創られたプログラムだ。訓練を終了した後、希望する家庭に引き取られていく。
「ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発」は本体1300円(税別)。