2018年08月03日 13:52

オリックスとオリックス・レンテックは、8月3日より、棚入れやピッキング作業を一部自動化できる、ギークプラス社製「AI搭載 自動搬送ロボット EVE」(ピッキングロボットEVE)のレンタルサービスを開始する。

仕入れ商品の陳列やピッキングは、これまで作業員による手作業に拠っていたため身体的な負荷と作業効率の低さが課題だったが、商品が並ぶ専用棚の下部に潜り込み、棚自体が作業員の待つワーキングステーションまで自動で移動する機能を持つピッキングロボット「EVE」の導入により、作業員の負担軽減が見込める。さらに、省エネ設計により、30分の充電で10時間の稼働が可能で、手作業に比べて約3倍程度、作業効率の向上が図れる。

同社ではオリックスが開発する物流施設に入居するテナントを対象に、物流ロボットを6カ月間無償で提供するレンタルサービスを行っているが、本サービスが加わったことで取り扱いは7メーカー8機種となる。