2018年07月09日 12:32

尾西食品は、5月に竣工した宮城県の物流センターを本格稼働した。
近い将来発生すると言われる首都直下型地震や南海トラフ地震だが、東京都では、220万人の避難者を想定して、約825万食の非常食を備蓄しているといわれる。物流センターは、自治体を始め、学校や企業のこうした備蓄に対し、安定的に商品を供給できる体制を整えるための機能を担うことになる。
取り扱う商品は、隣接する工場で製造されるアルファ米からできた、尾西の「ご飯シリーズ」「おにぎりシリーズ」等となり、買い替えや、緊急時に対応するため、万全の体制を整えたいと考えている。
なお、尾西食品では、7月11日~13日に、東京ビッグサイトで開催される「オフィス防災EXPO」に今年も出展。展示会では、定番商品から新商品まで、備蓄・非常食として活用できる商品をすべて試食可能なほか、実際にオフィスで備蓄する為の知恵などについても知ることができる。
物流センターの所在地は、宮城県大崎市古川。