2018年07月02日 07:27

YKK APは、ビル用カーテンウォール(CW)の基幹商品「EXIMA91c」において、雨水浸入や強風・突風の抑制機能を備えた横型自然換気装置「アンダーパス」を、6月29日から発売する。

近年、オフィスビルや公共物件などの建築物における省エネ化が進み、ゼロエネルギー化の動きも加速している。そんな中、自然通風換気による外気の活用は、空調負荷軽減による省エネと快適性を両立する点や、災害時の電力途絶状態における事業継続の点からも、注目が集まっている。

一般的にCWにおける自然通風換気は、開閉可能な窓を開放して行うが、雨天・強風時には難しくなる。そこで、横型自然換気装置「アンダーパス」は、窓の下部に組込む構造とし、雨水浸入や強風・突風を抑制する仕様を取り入れ、天候に左右されずに自然換気が可能となった。ラインアップは、換気機能に特化した「V仕様」や、換気中に開放状態でも雨水浸入と突風・強風を抑制する「WRV仕様」など4種類。

YKK AP