2018年05月28日 11:23

オリィ研究所は、同社が製品として患者や病院に提供している意思伝達装置「OriHime eye」を、2018年度内に予定している大幅なアップデートの為のフィードバックを目的とし、無償モニターを募集する。
「OriHime eye」とは、ALSなど難病患者と周囲の人との意思伝達に使われている透明文字盤をデジタル化し、発話や手足を動かせない状態まで症状が進行した人でも簡単に文字入力、文字の読み上げができる意思伝達装置。「もっとも使いやすい意思伝達装置を目指す」をスローガンに掲げて2015年から開発を続けており、2017年には幅広い地域での購入補助制度にも適応され、すでに日本全国の難病患者に導入され、高い評価を受けている。
5月26日からは、より多くの初めて利用するユーザーからのフィードバックを通じた一層の製品アップデートを目的とし、10名のモニターを募集。。対象者は病名、症状や生活環境など別に10名前後を募集し、モニター実施期間は最長90日間となる。