2017年10月10日 12:55

パナソニックは、10月10日(火)から13日(金)、大阪府門真市のパナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館において、障がいを持つ人も鑑賞を楽しめるサービスの実証実験を実施する。

ロボット電動車いす「WHILL NEXT」を活用したサービスでは、搭乗した利用者が操作用スマートフォンで指示をすると、決められた鑑賞ルートに沿って自動で各展示コーナーまで案内。鑑賞者は、自律走行する車いすに搭乗したまま、展示鑑賞を楽しむことができる。鑑賞終了後、空になった車いすは自動で搭乗位置まで回収される。

また、車いすの鑑賞ルートに沿った各展示コーナーに、光IDソリューション「LinkRay」対応スポットライトを設置。その光に観賞用スマートフォンをかざすと、視覚障がい者には音声ファイルを再生したり、聴覚障がい者には字幕付きコンテンツを表示したり、あらかじめ設定した鑑賞者の属性に応じた展示概要説明のコンテンツを提供する。実施期間は10月10日(火)~13日(金)。