2017年09月07日 15:18

学研プラスから9月6日に発売となった雑誌「歴史群像」10月号の第1特集は、「通説打破!関ヶ原合戦の真実~「天下分け目の戦い」はこう推移した」。
慶長5年(1600年)9月15日、周囲を山に囲まれた関ヶ原。戦いはこの日の早朝、井伊直政隊の抜け駆けによって始まった。その後、正午ごろまで一進一退の攻防き、勝敗はなかなか見えない。小早川秀秋は裏切りを決断、一気に松尾山を駆けおり、麓に布陣する同じ西軍の大谷吉継の陣を攻撃、形勢は一気に東軍有利に傾き、西軍は潰走、「天下分け目の戦い」は東軍の大勝に終わった。
これまで関ヶ原合戦をテーマに数多くの本が出され、映画やドラマがつくられてきたが、そのほとんどが、上記のストーリーをもとに描かれている。しかし、これらは同時代の史料(一次史料)では確認できないものが多い。通説が否定されつつあるとすれば実際はどういう戦いだったのかを特集する。
「歴史群像」10月号は、本体935円+税。