2017年07月14日 06:30

豊橋市は7月15日の夜、東京都江東区の「アーバンドック ららぽーと豊洲」で豊橋発祥の手筒花火を放揚する。勇壮な手筒花火の迫力を体感してもらい、その魅力を発信するとともに、9月に豊橋市で開催される手筒花火の一大イベント「炎の祭典」への誘客を図る。

竹筒に火薬を詰めた花火を人が抱えて揚げ、10m以上の炎を吹き上げる手筒花火。この手筒花火の発祥は豊橋市の吉田神社であると言われ、450年以上の歴史がある。本来祭礼時に神前で奉納されるもので、豊橋市内では多くの地域で放揚されおり、年間4000人以上が手筒花火を揚げている。火が付いた手筒を揚げ手が抱えると、筒から吹き上がる火柱が夜空をめがけて10メートル以上舞い上がる。

「手筒花火プロモーション in 豊洲」は、7月15日19時~20時、アーバンドック ららぽーと豊洲にて開催。手筒花火放揚、和太鼓演奏「大崎文化保存会 しおかぜ太鼓」(鑑賞無料)を行う。豊橋市では、9月9日に手筒花火の観光イベント「炎の祭典」を開催。