「130（OneThirty　ワンサーティ）」は、10月31日～11月9日まで開催されるDESIGNART TOKYO 2025の期間中、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて、新作インスタレーション「Orbit of Calm」を発表する。

「130」は、100％再生可能な樹脂を一本の線のように連続成形して三次元の連続格子を立ち上げる「Continuous Frame Construction」をコア技術とするデザインブランド。モノマテリアルゆえに軽量・高強度で、使用後は解体・粉砕・再フィラメント化して再製作できる循環型ライフサイクルを物理的に実現。日本的な「間」と「余白」の感性、そして金継ぎに通じる価値をつなぐ思想を、産業レベルの精度と職人の手触りで結び、空間に溶け込む透明感と建築的存在感を併せ持つ作品を提案する。

この度発表する「Orbit of Calm」は、立体格子構造の造形技術を核に、光・身体・空間の関係を再考する体験型インスタレーション。「光の軌道の中で、身体の座標を描き直す」をテーマに、Helio（ヘリオ）と Drift（ドリフト）の2作品で構成される。

「Orbit of Calm」は、中心から放射する光と、その光に身を委ねる身体との関係を、最小限の構成で描き直す試み。来場者は、静かに回転する光の軌跡の中で、自身の「存在の座標」を改めて感じ取る体験を得ることができる。