2025年10月27日 15:23

高崎商科大学商学部経営学科でマーケティングを学ぶゼミナールに所属する3年生9名
は、地元素材に着目したパスタを開発した。

本プロジェクトでは、マーケティングを学ぶ学生のアイディアと地域食材の魅力を掛け合わせた新たなパスタ商品の開発として始動。学生たちは、今年5月末~8月末までの約3カ月間にわたり、学生主体で商品分析やターゲット設定をもとに商品企画を実施。9月以降は広報戦略の立案やポスター制作などを実践的に取り組んでいる。

また、セレンディップオーナーの北村さんやJAたかさきの西島さんの協力を得て、高崎生パスタの製麺所を見学や使用予定の食材の産地を訪問。現場での学びを通じ、地元食材や規格外野菜・食品ロスへの理解を深めた。そうした中で、地域資源を効果的に活用する「地産地消」の重要性に注目。群馬の食材である「上州牛・白舞茸・高崎生パスタ・神津ジャージー牛乳」を使用したパスタを開発した。

本プロジェクトは、学生が主体的に商品企画から開発、販売促進までを一貫して担うことにより、実践的なマーケティングを学ぶ教育機会となっている。また、地元生産者が手がける食材の価値を再発見し、その魅力を広く発信することで、地域産業の振興、人材育成、ならびに地域経済の活性化に寄与することを目的としている。

本商品は11月9日に開催されるパスタNo.1を決める祭典「キングオブパスタ(同市・もてなし広場)」に出場後、セレンディップにて期間限定メニューとして販売する。