2025年10月17日 09:58

認定NPO法人ReBitは、10月15日より東京都渋谷区の「ふるさと納税型クラウドファンディング」にて寄付の受付を開始した。
渋谷区が実施する「ふるさと納税型クラウドファンディング」は、区に認可された団体が、地域の課題解決を目指して資金を募る仕組み。特定のプロジェクトにふるさと納税として寄付することで、誰でも地域の課題解決に貢献することができる。
ReBitは、2009年より「LGBTQもありのままで未来を選べる社会」の実現を目指して活動している。代表の藥師実芳さんは、女性として生まれ、男性として生活するトランスジェンダー男性。「誰かと違う」と悩む子どもたちに「あなたのままで大人になれる」と伝えたい――その思いから20歳でReBitを設立した。以来、「学ぶ・働く・暮らす」の3つの分野で、学校での教育活動や就労支援、自治体と連携したまちづくりなど、多角的な取り組みを進めている。
ReBitは、2023年、2024年に引き続き、今年度も渋谷区の「ふるさと納税型クラウドファンディング」の対象団体に採択された。クラウドファンディングを利用して、LGBTQもありのままで未来を選べる社会を目指し、学校での啓発活動や就労支援等を推進するため、寄付募集を開始する。寄付の用途は、「LGBTQもありのままで未来を選べる社会」の実現に向けて、学校での啓発活動や就労支援など、「学ぶ・働く・暮らす」の3分野における事業費および管理費として大切に活用する。
寄付受付期間は10月15日~12月31日。