2025年10月10日 19:50

Hmcomnは、大規模言語モデル(LLM)を活用した採用BPaaS型ソリューションの提供を開始した。本ソリューションは、「メタメタプロンプト」とAIエージェント基盤を活用することで、採用関連の文書作成業務、および分析業務の約80%を自動化。再現可能な採用DXモデルとして、国内中小企業を中心に順次販売していく。

同社は、「メタメタプロンプト」を用いることで、採用業務の大幅な効率化を実現する技術基盤を確立した。本技術は、AIへの指示(プロンプト)をメタ認知に基づきコントロールするメタプロンプトを自動生成する多層構造により、専門知識なしで高度なAI活用を可能にする。

さらに、実行結果から継続的に学習させ、最適化を行う「帰納的メタプロンプティング」により、使用するほど業務精度が向上する自己改善型システムを構築。これらの技術により、従来のRPO(採用代行)サービスや採用コンサルティングとは一線を画す、次世代の採用支援ソリューションを構築した。

同社における3カ月間の実証では、採用関連の文書作成業務をAI支援することで80%削減、採用活動の効果分析業務をAI支援することで85%削減。またブランディング記事の作成時間を75%削減(12時間→3時間)、自社採用LPの作成12ページ(1カ月でローンチ)を達成。これらはPJ担当者1名という限定されたリソースでの成果であり、同規模の中小企業において高い再現性が期待できる。