2025年10月10日 16:03

日本理化学工業は、アートチーム「ペトロアンドヨゼフ」との共同開発により、Nounish Kitpas(ナウニッシュ・キットパス)を製造した。完全オリジナルのパッケージと、定番商品の24色にはない新色を取り入れた特別なキットパスで、すでにアメリカ、ウガンダでキットパスの持つ楽しさとともに広がっている。
キットパスは、国内外数々の受賞歴がある画材。ガラスなど平滑面に描いて、水で拭き取れる画材として2005年に販売を開始し、窓ガラスをキャンバスに絵を描くことができるというコンセプトで、まったく新しいアートの概念を作り出している。
発売以降は、キットパスの安全性から小さな子どもから学童期の子ども向けの画材として親しまれてきた。現在はプロのアーティストが指名買いをしてウィンドウアートに活用されるなど、国内外でのアート制作に数多く使用されている。2021年には主成分を植物性のお米のワックス(ライスワックス)にリニューアルし、一層安全で使用しやすいものに生まれ変わった。
今回実現したNounish Kitpas は、海外の団体Nouns DAO(ナウンズダオ)からの資金提供により製造された。Nouns DAOは、毎日自動生成されるデジタルアートをオークション形式で販売し、その売上金を社会貢献やアーティストのサポートに活用している組織。ペトロアンドヨゼフの二人は、Nouns DAOに着目し、ファンアートの制作を継続してきた。本パッケージに掲載されているイラストも、その一環となる。