2025年10月02日 19:06

西部ガスホールディングスは、グループ従業員研修施設「西部ガスグループ油山研修所」の緑地が、環境省の「地域生物多様性増進法」に基づき、「令和7年度第1回自然共生サイト」として認定された。

環境省は、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現と、陸と海の30%以上を保全する「30by30」の目標達成に向けた施策の一環として、民間が取り組む自然保全活動の区域を「自然共生サイト」として認定する制度を創設した。令和7年4月施行の「地域生物多様性増進法」に基づき、策定した実施計画が認定されることで、その区域が「自然共生サイト」となる。

本認定は福岡市内での初めての事例となり、同社グループが保有する区域が「自然共生サイト」に認定されるのは初めてとなります。本研修所は、福岡市南部・油山のふもとに位置し、市街地から車で約30分の立地ながら、樹木・草地・小川・湿地が広がる豊かな自然環境に恵まれている。年に2回(春・秋)モニタリングを行い、これまでに約180種の動植物が確認されている。グループ人財育成の拠点としての活用はもとより、動植物のモニタリングや自然観察会を通じた、グループ従業員の環境意識の醸成に役立てている。

西部ガスグループは、「西部ガスグループ環境基本方針」のもと、地域の環境保全活動への貢献を掲げ、地域社会と連携した保全活動に取り組んでいる。今後も本研修所における生物多様性保全活動を推進し、サステナビリティ経営を推進していく。

西部ガスホールディングス