2025年10月01日 19:00

光村印刷は、長年培ったオフセット印刷技術を活かした高品質な「紙製軟包装」の提供を開始する。

近年、世界的にプラスチックごみ問題が深刻化し、持続可能な社会の実現に向けた企業の役割が重要視されている。こうした社会的課題に対し、同社は長年の印刷事業で培ったオフセット印刷技術を応用し、環境配慮と高精細なデザイン表現を両立する「紙製軟包装」の提供を開始した。

光村印刷の「紙製軟包装」は、人物の柔らかな肌感や食品のシズル感、微細な文字や滑らかなグラデーションも忠実に再現。オフセット印刷ならではの豊かな階調表現で、商品の魅力を最大限に引き出し、ブランドイメージの向上に貢献する。パッケージを紙に切り替えることで、プラスチック使用量を大幅に削減し、企業の脱プラスチック目標達成に貢献。FSC認証紙を使用し、環境自主基準を達成したグリーンプリンティング認定工場で製造するなど、環境に配慮した製品づくりを推進している。インキには、VOCフリーで、食品パッケージにも使用実績が豊富な低マイグレーションUVインキを採用した。また、本製品は、医薬品の添付文書も製造可能な、徹底した衛生管理・セキュリティ体制が完備されたクリーンな環境で生産される。エアシャワーの設置や防虫管理、個人別のセキュリティカードによる入退室管理を徹底しており、高い衛生基準が求められる製品の二次包装(外袋)にも最適な品質を実現する。

本製品は10月7日〜10日まで東京ビッグサイトで開催される「JAPAN PACK 2025(日本包装産業展)」に出展する。

光村印刷