2025年09月25日 09:01

ビーマップは、HUAWEI社製アクセスポイントから取得されるデータを日本国内で処理するためのデータセンターを新たに構築し、このたび運用開始に至った。今回のデータセンター運用開始に伴い、ビーマップはWi-Fiセンシングを活用した新サービス「BCloud with Wi-Fiセンシング」の提供を9月24日より開始する。

Wi-Fiセンシングは、Wi-Fi機器が送受信する電波の変化を解析することで人の動きを検知する技術。人の在・不在の検知はもちろん行動の把握なども行うことができるため、住宅やオフィスはもとより、宿泊施設等においては利用者の在室状況に応じた電力使用量の調整といった省エネルギー効果、防災・介護分野でも在室者の見守りや非常時の避難・安全確保の状況把握などといった形で、幅広い分野での活用が期待されている。

本サービスは、「基本サブスクライセンス」としてファーウェイ社製の複数のアクセスポイントをインターネット上で一元的に運用管理するためのクラウド型のAPコントローラーの機能を提供。加えて「オプションライセンス」としてWi-Fiセンシング及びネットワーク分析・モニタリング機能を提供する。これにより、高齢者の見守りやオフィス等の夜間の警備監視、IoT機器を活用した様々なサービスにWi-Fiセンシングを活用してもらうことが可能となる。

「BCloud(ビークラウド)with Wi-Fiセンシング」のサービス開始日は、9月24日。