2025年09月24日 12:29

ティーエスピーは、建設・土木工事等の現場プレハブ事務所やコンテナハウス向けに、再生可能エネルギーを活用した「カーボンニュートラルシステム」を10月1日より提供開始する。
本システムは、超軽量・超薄型太陽光パネル「ペラペラ太陽光」と大容量ポータブル蓄電池を組み合わせたもの。ペラペラ太陽光で発電した電力を大容量ポータブル蓄電池(7500Wh×2台)に蓄え、コンテナハウス内のエアコンや照明、電子レンジなどの家電製品へ安定供給。それにより安定した電力供給を実現し、建設現場の脱炭素化と利便性向上に貢献する。曇りや雨の日には自動的にAC100Vの商用電源に切り替わるため、電力途絶の心配もない。環境負荷低減だけでなく、非常用電源としても活用できる本システムは、BCP対策としても活用できる。
ポータブル蓄電池は「家電製品」扱いのため、電気工事の許可が不要であり、誰でも設置可能。一方、ペラペラ太陽光は特許出願済みの設置方法を採用しており、移設や短期利用時も簡単に脱着できる。環境負荷の低減と同時に、持続可能な現場運営をアピールでき、カーボンニュートラル型PR効果も期待できる。
建設現場や仮設オフィスでは、安定的な電力供給が課題となっている。特に、環境配慮やカーボンニュートラルへの取り組みが企業に求められる中、本システムは「環境対応」と「利便性」を両立する新しい選択肢として期待されている。