2025年09月22日 19:00

日本コミュニケーションアカデミーは、終末期のコミュニケーションを「患者・家族・ケアする人」の三つの視点で体感できる「終末期体験VR」の販売を開始する。
最期のそばにいるとき、どの言葉を選び、どう寄り添うか。現場では戸惑いが残る領域だ。本VRは言葉に頼れない場面を患者の一人称で体験し、家族・職場・地域の対話を深める契機を提供する。監修は四天王寺大学 看護学部 前原なおみ准教授。医療・介護・葬祭のみならず、企業研修や組織開発にも応用可能だ。
コンテンツ内容は、終末期を「患者」「家族」「ケアする人」の三視点で体験するVR映像(3本構成)。主な特徴は、「三視点(自利・利他・円満)で関係性のダイナミクスを俯瞰」「言葉に依存しないコミュニケーションの重要性を実感」「利用方法ガイドに沿った簡単操作、導入しやすい価格設計」。
発売に合わせ、10月22日に池袋にて導入検討者向けの体験会を開催する(事前申込制。会場:としま区民センター 5階 505会議室、東京都豊島区東池袋1-20-10)。
価格は、終末期VRコンテンツ利用権:15万円、VRゴーグル:5万円、オプション:事前レクチャー1万円/1時間、講義資料5万円(すべて税別)、出張ワークショップ(90分):15万円(税別、ゴーグル10台レンタル込)。