2025年09月17日 15:52

ファーストイノベーションは、運営メディア「SES Plus」にて実施したアンケート調査「AIサービス利用実態2025」の結果を発表した。本調査では、生成AIや音声アシスタント、画像生成AIなど、AIサービスに対する生活者の利用実態や意識の違いを明らかにした。

調査結果によると、AIサービスを「ほぼ毎日使っている」と回答した人が約40%と最も多く、特に30~40代の女性や30~50代の男性で利用率が高い傾向が見られた。仕事や学習、趣味などにAIを取り入れており、「文章作成や調べ物に欠かせない」「画像生成を趣味で活用」といった具体的な活用例が挙がった。

2位となったのは「週に数回使う」(27%)で、20~30代女性や20代男性が中心。学業支援やSNS投稿、プレゼン資料の作成などに使われており、「困ったときの補助ツール」として位置付けられているようだ。

「ほとんど使っていないが興味はある」という層も22%存在し、特に50~60代女性と20代男性で目立った。AIに対する「難しそう」「情報漏洩が心配」といった不安の声も見受けられたが、一方で「今後は使ってみたい」という前向きな意見も少なくない。

「月に数回使う」、「まったく使っていない/必要性を感じない」という回答も一定数あった。特に50代男性や10代女性には「従来の方法で十分」とする声も多く、AIサービスの必要性に対する価値観の違いが顕著になった。