プランティオは「Landport横浜杉田」の屋上に、「grow」を搭載したスマートコミュニティ農園「Vegestic Farm Yokohama Sugita by grow」がオープンしたことを公開した。

本農園は、プランティオが提供するデジタルファーミングプラットフォーム「grow」を搭載した、農と食を体験するためのDX化された共同運営型の農園。独自開発のIoTセンサー「grow CONNECT」を活用して土壌水分量・温度の分析、水やりのタイミングなどをスマホアプリ「grow 」を通じて利用者にタイムリーに通知。スマートに野菜を栽培することができる。

また、栽培する野菜はワーカー自身で決定し、共同栽培していくことで、コミュニティの活性化に寄与する。これまではビルの屋上、マンションや商業施設などに設置されてきたが、本施設においてマルチテナント型物流施設向けに初めて導入された。

今後は本施設の敷地内の広場「LandHOOP（ランドフープ）」で杉田地域の歴史的樹木である「杉田梅」が植樹され、文化発信や保護活動を実施していく。それにちなみ、本農園においては、日本古来の貴重な在来種であり江戸時代に多く生育していた「杉田梅」をモチーフとして江戸時代の食や農にちなんだコンテンツを随時提供する予定。将来的には地域の人々を迎え入れ、持続可能な農と食ある活動を通じた交流の場を目指す。