2025年09月08日 09:53

irodoriは、2026年4月より10自治体での「公営塾モデル」実証実験を開始する。

irodoriは、都市部と地方の学習機会格差に向き合い、居住地に左右されない個別最適な学びの実装を進めている。大学生講師によるオンライン1対1個別指導「NextStep」を中心に、講師採用・研修の品質保証、学習データに基づく評価設計、学校・家庭・自治体との協働体制を整備してきた。

irodoriは、7月7日に合同会社から株式会社へ組織変更し、同日に福泉を引受先とする第三者割当増資(シード)で1000万円を調達した。今回の資金は、2026年4月開始予定の「公営塾モデル」全国同時実証(10自治体)に係る実施費を主用途とする。

福泉は全国260以上の自治体にCMSを提供しており、同社の実績・ネットワークは地域実装と情報発信の両面でシナジーを生む。irodoriは、学力・学習意欲・出席等の複合KPIで実証成果を可視化し、各自治体のニーズに応じた運用モデルを提示することで、2027年度の本格導入(予算化)につなげる。これにより、教育委員会・学校・保護者との協働を前提とした継続可能な官民連携モデルを構築する。

2026年4月より10自治体での「公営塾モデル」実証実験を開始。主力事業は、大学生講師によるオンライン1対1個別指導「NextStep」と、自治体連携による無償のオンライン個別指導の設計・運営・効果検証となる。

開始時期は2026年4月。

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