2025年09月05日 15:43

SEQSENSEは、東京地下鉄およびニシヤマの協力・運用のもと、「東京メトロ 銀座線 外苑前駅」にて、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の実証実験を行う。

SQ-2は、2019年のローンチ以降、日本全国で導入数を増やし警備現場での実績を重ねている警備ロボット。3次元センサー技術・自己位置推定アルゴリズム・リアルタイム経路計画アルゴリズムを駆使することで高度な自律移動を実現している。また、独自の3DLiDARを搭載しており、警備対象物件の詳細な3次元マッピング、歩行者をはじめとした動体検知、環境の変化を検出することが可能だ。

今回の実証実験では、今後の労働人口減少に伴う人材不足が見通される社会情勢等を踏まえ、多くの人の往来が予定される「東京2025世界陸上競技選手権大会」が国立競技場で開催される期間に、開催場所へのアクセス駅である同駅に警備ロボットを設置することで警備強化及び顧客に対するスムーズな案内等の有効性を検証する。

検証内容は、「改札付近での警備立哨・警備巡回」(360度カメラやマイク・スピーカーを通して、駅構内を警戒監視。周囲へのアナウンスによる犯罪の牽制抑止、動哨による状況把握などを行う)、「音声アナウンス機能による案内業務」(音声アナウンス機能と電光掲示板を活用し、警戒警備中である旨のみならず、改札口の案内などを行い、来場者への効果的な情報提供が可能か検証する)。その他、搭載されている様々な機能を活かすことで、他にどのような業務を効率化できるか検証する。

実施期間は9月8日〜23日。

SEQSENSE