2025年08月26日 12:54

エージェントは、AI導入総合支援サービス「AIパートナーズ」において、法人・団体向けに、生成AIの利用における「最低限守るべき実務ルール」を短時間で学べる研修サービスの提供を開始した。

総務省「情報通信白書 令和7年版」によると、生成AIの活用方針を定めている日本企業は2024年度で約50%。前年より増加傾向にあるものの、他国と比較すると依然として低い水準にとどまっている。こうした背景を受け、同社は「現場が守れる実務ルール」と「社内で使い切るための最低限の型」を提供し、生成AIの安全かつ前向きな利活用を支援する。

研修の3つの特徴は、「情報漏洩対策」「著作権侵害対策」「コンプライアンス対策」。「情報漏洩対策」では、企業の信頼を根底から揺るがす情報漏洩事故を防ぐため、「社外秘情報」「個人情報」は絶対に入力しないという鉄則を徹底。研修後、全社員がセキュリティリスクを理解し、コンプライアンスを遵守した安全な利用が可能になる。「著作権侵害対策」では、意図せず著作権を侵害してしまうリスクを回避。「特定の作風の模倣」や「ウェブ上のコンテンツの丸写し」を避けるための、クリーンな指示(プロンプト)の出し方を習得する。「コンプライアンス対策」では、AIの生成物をそのまま利用し、誤った情報や差別的な表現を発信してしまう経営リスクを防ぐ。「AIの生成物は必ず人間が検証・修正する」というフローを徹底する。

形式は個社実施(オンライン/対面)。研修時間は30~60分(内容に応じて調整可能)。

AIパートナーズ