2025年08月25日 12:08

なら国際映画祭は、10代のユース世代が中心となって創り上げる映画祭「なら国際映画祭 for Youth 2025」を9月21日〜23日に開催する。
「なら国際映画祭」は奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀨直美さんをエグゼクティブディレクターに迎え始まった。未来の映画人・表現者の育成を目的にした「なら国際映画祭 for Youth」は、2018年のユース審査員プロジェクトを皮切りに、2021年から毎年開催されている。現在は10代のユース世代が映画制作・審査・運営のすべてに携わり、「ユース映画制作ワークショップ」「ユース映画審査員」「ユースシネマインターン」の3つの柱で実施されている。
「ユース映画制作ワークショップ」は、「子どもを子ども扱いしない」という理念のもと、脚本・撮影・演出・編集までをユースのみで行うプログラム。「ユース映画審査員」では、長編部門:ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門推薦作3作品、短編部門:「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025受賞作品セレクション」5作品の2部門をユース審査員が審査する。「ユースシネマインターン」は、映画祭実行委員会と共に運営に携わり、受付や会場運営、広報活動などをサポート。映画祭の裏側を体験する。
料金は1プログラム1000円。会期・会場は、9月21日・23日:奈良公園バスターミナルレクチャーホール(奈良県奈良市登大路町76)、9月22日:大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」。