2025年08月08日 09:58

ガーディアンは、8月8日より、大企業のサプライチェーン全体のセキュリティ対策を支援する、ホームページの脆弱性診断サービス「SCAN DOG(スキャンドッグ)」を開始する。
サプライチェーンを構成する中小企業のホームページは、セキュリティ対策が不十分なケースが多く、それが大企業への侵入口となる「連鎖型サイバー攻撃」の引き金になっている。自社の防御だけでは対処できず、取引先の脆弱性がサプライチェーン全体のリスクとなる今、関連企業も含めた一体的なセキュリティ対策が不可欠だ。
「SCAN DOG」には「ライト版(初回1〜100社無料)」と「正規版(1社30万円(税別)~)」の2種類がある。どちらについても大企業に提案し、大企業から要請された取引先について、「SCAN DOG」を実施する。ライト版は、サプライチェーン攻撃対策の初手として、大企業の取引先において早急に対策が必要な中小企業をスピード探査するもの。正規版は、一度対策を施した大企業の取引先に対して永続的な防衛体制を敷き、大企業に管理をしてもらうもの。この本格的なセキュリティ診断は、同社から依頼し、メディアウォーズから診断結果の提供を受ける。
「SCAN DOG」ライト版で脆弱性が見つかり、ホームページを作り直したいと要請する取引先(中小企業)については、安全性が高いホームページを運用できる「SCSC Dog」というサービスも同時に提供開始する。