2025年08月01日 09:03

FFRIセキュリティは、各エンジンのロジック強化による検出精度向上や、クラウド連携機能、IOAレコード機能の強化などを盛り込んだFFRI yarai Version 3.7を7月31日にリリースした。
情報通信技術が社会に浸透するにつれて、サイバー攻撃者は攻撃によって得られる情報や金銭といったリターンが大きくなっている。このため、高度な技術を持つサイバー攻撃者によって新たな攻撃手法の確立や技術の洗練化が進み、近年のサイバー攻撃はより悪質かつ巧妙になっている。さらに、一部のサイバー攻撃者たちは、その多様な攻撃手段や技術をRaaSとして提供することでビジネス化しており、これによりますます攻撃対象が拡大している。
FFRIセキュリティでは、深刻化するサイバーリスクに対抗するエンドポイントセキュリティ「FFRI yarai Version 3.7」をリリースした。本バージョンでは、多様化するサイバー攻撃への対策強化として検出エンジンの機能強化や、IOAレコード機能における監視対象ファイル・挙動の追加を行った他、管理コンソール「FFRI AMC」の自動アップデートの実施有無をポリシー制御する機能追加や、クライアント側にも安全にアップデートを進めるための機能追加を行うなど、セキュリティ管理者の運用負荷を軽減する機能追加を行った。
提供開始日は7月31日。