2025年07月29日 19:49

大阪関西国際芸術祭実行委員会は、俳優・アーティストであるのんさんが手がける「のん Ribbon展 怪しくて、可愛いもの。-群れる-」を、国立民族学博物館で開催する。期間は7月31日~10月13日。
国立民族学博物館は、4月13日から開催しているStudy:大阪関西国際芸術祭 2025の展示会場のひとつ。本展は、同館の創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」の協力事業の一環。1階エントランスで展示してきた「背中に結んだリボン(こけし灯篭)」を本芸術祭の会期後半に向けて特別展地下会場に大きく拡張するものとなる。
のんさんがこれまでモチーフとしてきた、こけしや赤べこ、白べこ、七夕飾りは、日本各地で古くから民具として受け継がれてきた造形物。作品を通して、民具が将来に受け継がれていくための新たなミカタを作り出す。
7月31日からは「のん Ribbon展 怪しくて、可愛いもの。-群れる」として、15体もの「こけし灯篭」が黒い地下空間の中に揃い並ぶ、大規模なインスタレーションを展開。「ちょうちょを纏った、白べこ」「真っ赤童の巣」など、「可愛くて、不気味」な、のんさんのリボンアートの世界が繰り広げられる。
のんさんは、「私は、リボンアートと題してリボンを使ったアートを何年も追及しているのですが、今回は「群れる」というサブタイトルを付けて展示を準備をしました。ぜひ、お越しください。」と述べた。詳しくはこちら。