2025年07月29日 16:29

KTXでは、「テーマは“雨と私”。川柳 投稿キャンペーン」に併せて、浸水対策用品の認知・使用経験に関するアンケート調査を実施、その結果を公開した。

まず「浸水対策用品として、既に知っているもの」を尋ねたところ、「土嚢(土のう)」の割合が、「87.7%」と90%近くに達していた。それに対し、他の用品は、「止水シート(44.0%)」「止水板(防潮板)(35.5%)」「水嚢(水のう)(29.3%)」と、いずれも50%に満たないレベル。

「実際に使用したことがあるもの」としては、「使用したものはない」との回答が最多「58.7%」で50%超。「土嚢」でも「34.9%」と約1/3にとどまっており、「止水シート」「止水板」「水嚢」は、いずれも10%未満と非常に小さい割合だった。

続いて、これらの設問に関し、性別ごとに集計し、「土嚢」「止水板」の2つをピックアップしたところ、「土嚢」では、男性:89.6%、女性:85.7%と、その差が5ポイント内にとどまっているのに対し、「止水板」では、男性:45.5%、女性:23.8%と、その差が20ポイント以上と倍近い差となっている。

また「土嚢」の認知割合は、20~30代で80%弱だが、40代以上のすべてで90%超。一方、「止水板」は、60代以上でこそ50%前後と割合が高いが、40~50代では 30%前後、20~30代では 20%台前半と、ミドル年代以下で、土嚢との差が開く結果となった。詳しくはこちら