2025年07月25日 15:51

フードロスとCO2削減に取り組むZEROは、BIPROGYと連携。石川県金沢市の「金沢市民芸術村」内に、フードロス削減を目的とした無人自動販売機「ZERO BOX(ゼロボックス)」を設置した。本取り組みは、7月7日~9月16日までの期間限定で展開され、市民や来訪者はフードロス商品を定価の50%以下で購入できる。

設置される「ZERO BOX」は、「金沢アカペラ・タウン2025」や「全国学生大茶会2025」のほか、設置場所となっている金沢市民芸術村で行われる「パフォーマーズフェスティバル」をPRするオリジナルラッピング仕様。併設のデジタルサイネージでは、金沢市の文化事業やイベント情報を発信し、地域文化との接点を創出。市内事業者のマーケティング活動などをサポートしていく。

「ZERO BOX」はフードロスとCO2削減型のサステナ無人自動販売機サービス。廃棄の危機にある食品を企業や自治体内に設置した自販機で販売することで、消費と削減を両立する新しい流通の仕組みを提供している。

冷蔵型では鮮度を保ちつつ、非対面・非接触の購買体験が可能。通常の流通では価値が失われる商品に再び価値を与え、CO2削減効果・循環型社会形成にも寄与する。これまでに朝食支援、福利厚生、災害備蓄活用など、企業・自治体問わず導入が進んでいる。