2025年07月25日 12:32

Liquidは、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」において、業界横断の不正検知や法人の実在性確認などを組み合わせた、スキマバイト業界向けプランの提供を開始する。

近年、特殊詐欺の被害額は深刻さを増しており、2024年には過去最悪の約721億円に達した。その一因として、SNSや求人サイトなどで募集される闇バイトの存在があり、関連投稿は同年だけで約1万4000件を超えている。こうした犯罪の温床を防ぐには、求人企業の実在性や正当性を確認し、不正な求人を未然に排除する仕組みが不可欠。Liquidでは以前よりスポットワークプラットフォーム事業者と本取り組みを進めており、実運用対応を経て実効性を確認した上で、今回の提供開始に至った。

「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービス。「スキマバイト業界向けプラン」は、スキマバイトやクラウドソーシングサービスなど、スポットワークプラットフォームを運営する事業者向けに、求人企業の担当者や代表者の本人確認、および法人の実在性確認などを行う仕組みを提供する。あわせて、業界横断の本人確認データと照合することで、不正な登録情報の検知も可能。応募者の個人情報が連携される前に各種確認を実施することで、虚偽の求人情報や「闇バイト」募集を目的とした悪質事業者の利用を排除・抑止できる。その結果、求職者が犯罪に巻き込まれるリスクも軽減される。

料金は月額20万円(税抜)から(確認件数により変動)。

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