2025年07月18日 15:38

武蔵野美術大学は、日本総合研究所とともに、滋賀県長浜市のまちづくりにおける市民参加型プロジェクトの一環として、「長浜まち未来(みく)じ」を8月2日・3日、滋賀県長浜市で開催する。
「長浜まち未来(みく)じ」は、誰もが親しみのあるおみくじの形式を活用し、提示された「未来の長浜」のシーンから自らの考えを引き出し、自身が考える未来の長浜像を願いとして集める体験型イベント。参加者は、長浜の未来に関する予想が書かれたおみくじを引き、その未来をもっと良くするための考えをおみくじに書き、あるべき未来を改編する。
おみくじには、例えば、「住居:地域の半分以上が一人暮らしに。小学校の跡地にみんなで一緒に住む生活が一般化するかも」のような未来の長浜に対するお告げが記されている。参加者はそのお告げに対して、自らが考えるあるべき長浜を書き加えることで未来を書き換える。書き換えたおみくじは、通常のおみくじと同じように柵に結びつけることで、未来への願いを集約し具現化する。書き換えられたおみくじは、個人情報を含まずに記録・保存され、イベント終了後には、まちづくりのための参考資料として活用される予定だ。「未来は決まっているものではなく、自分たちでつくるもの」—そんな実感を、市民一人ひとりが自然に得られるような仕掛けを構築する。
参加費は無料(事前申込不要)。開催日時は8月2日・3日、10時〜17時。開催場所は、さざなみタウン(滋賀県長浜市)。