2025年07月18日 12:22

narrativeは、フェニックス及びゆないとと連携し、銭湯・温浴業界という「文化資本」の持続可能な経営を支援する新たな取り組み「湯守番頭会(ゆもりばんとうかい)」を立ち上げる。
銭湯をはじめとする温浴施設は、単なる入浴施設ではなく、その街と人の記憶を宿す「文化資本」であり、さまざまな人を受け入れる社会的役割を担ったコミュニティだ。しかしながら、後継者不足・担い手不足といった人的課題から、全国各地で事業継続・事業継承が困難になっている現状がある。一方で、昨今の銭湯・サウナブームをきっかけに、銭湯・温浴業界に飛び込む若者の姿も見られるが、業界におけるキャリア形成の不透明さや給与水準の低さから、その道を諦めてしまうケースも珍しくない。
「湯守番頭会」は、そんな課題を抱える銭湯を、持続可能な事業として再構築するため、「人」と「金融」の支援を中心に据えた新たな取り組み。「湯守番頭会」では「銭湯をシフトする」をミッションに、「銭湯業界でキャリアを作りたい若者人材」「事業継承・経営に悩む銭湯オーナー」に対して、「銭湯人材の雇用引き受けとキャリア支援」「銭湯経営の支援・担い手不足の銭湯に対する人材供給の仕組化」「銭湯ファンドの設立」といった取り組みを推進していく。
設立にあわせて、7月23日、全国の銭湯関係者・銭湯ファンの人々が参加できるキックオフミーティングをオンラインで開催する。
参加費は無料。開催日は7月23日18時~20時。形式はYoutubeライブ配信。