2025年07月17日 16:25

朝日新聞社と朝日放送テレビ、LINEヤフーが共同で展開する「バーチャル高校野球」が10周年を迎える。10周年を迎える今夏、高校日本代表が出場する「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」を「バーチャル高校野球」でライブ配信することが決定した。
「バーチャル高校野球」は、これまでに高校野球の様々なコンテンツを発信してきた。取材対象は日本国内だけにとどまらず、2024年秋には、東南アジアでの野球振興を目的にインドネシアを舞台に開かれた「第1回アジア甲子園」の動画コンテンツを発信。フィールドディレクターの斎藤佑樹さんによる取材企画「斎藤佑樹『未来へのメッセージ』」では台湾の強豪校を取材するなど、海外の高校世代の野球も深掘りしている。このたび、世界の頂点を決める大会を届けることで、高校野球の面白さ、魅力を幅広く発信していく。
夏の選手権大会のライブ配信は2015年から始まり、地方大会のライブ配信は当初、計26試合だった。以降、全国の高校野球ファンの期待に応えるために毎年配信試合数を拡大し、「スポーツナビ」での配信を開始した2022年は地方大会約3200試合を手がけた。そして、2023年に初めて地方大会から全国大会までの全試合を網羅して配信することに成功した。
今年も、6月14日に開幕した沖縄大会を皮切りに第107回全国高校野球選手権大会が始まったが、地方大会から夏の甲子園決勝まで全試合をライブ配信していく。