ソーシャルスクエア草加谷塚で実施される小さな図書室「やつかブンコ」は、この度、「草加市ふるさとまちづくり応援基金」に採択された。

草加市では、市民活動団体の主体的なまちづくり活動を支援するため、平成16年度より草加市ふるさとづくり基金の原資を引き継ぎ、「草加市ふるさとまちづくり応援基金」を設立した。これは、草加市を舞台として多くの市民活動団体が草加への「おもい」を「かたち」にし、初動期活動の支援から自立できる市民活動団体として同基金が役立てればという願いから設立されたもの。

一方、ソーシャルスクエア草加谷塚では、障害福祉サービス事業として就労移行支援や自立訓練（生活）を実施。その他、障害の有無、国籍、年齢、性別、文化など異なる人が存在する社会を楽しむための自然な機会を創る「ごちゃまぜ」活動の一環として、有志職員により「やつかブンコ」という地域の私設図書室を運営している。草加市谷塚地域のまちづくりに参画し、少しでも地域住民に活かされる福祉事業所でありたいと、そのための整備を進めたり活動を拡充したりするため本基金に応募。この度、採択されることとなった。

獲得した資金を用いて、地域住民への図書の貸し出しや交流場所の提供、本にまつわる各種ワークショップやイベントの主催や共催を実施していく。詳しくはやつかブンコinstagramへ。