2025年07月07日 09:53

日本選び方学会は、7月5日、「なぜベビーカーは選びにくいのか?」という日常的な疑問から生まれた新たな学問「選び方学」の誕生を宣言した。
「選び方学」という学問は、「意思決定=情報×経験値×価値観」を基本方程式とし、人間の選択行動を「第一選択」を含む4階層で構造化したもの。選択を選ぶ側の視点と選ばれる側の視点に仕分けしたうえで選ぶ側の視点に注目し、その経験値や価値観といった主観的要素を定義することで、最速・最短で個別最適な意思決定を導き出す。宮崎国際大学での定期的な実践・検証(「⽻ばたけ!GLOBAL LEADERSHIP SEMINAR 2022年~2025年)も進められており、今後は教育・行政・ビジネス・AIなどあらゆる分野に応用され、継続的に社会の質の向上を実現していくことを目指していく。
「選び方学」は、意思決定という日常的な人間の営みを構造的にとらえ、その質の向上を実現することで、様々な意思決定の集合体として成立している社会全体の質の向上を実現しようとしている。社会のあらゆる分野に応用されうる可能性を内包している。そこで、特に教育分野において早期に導入されることで、未来の社会を築く学生の人々に選び方学を学ぶ機会を作ることを目指すとともに、あらゆる分野の研究者、企業家、教育者、政策立案者の人々とともに共同して研究し、その成果を社会に還元していくことを強く希望している。