2025年07月01日 09:38

三機工業は、創立100周年を契機に、次世代環境インフラの開発プロジェクト「未来へ2050 Eco-Sphere(エコスフィア)」を始動する。
これは、経営ビジョンMIRAI 2030の「人に快適を。地球に最適を。」というコーポレートメッセージのもと、中期経営計画2027で掲げる「深化と共創」の重点テーマを具現化し、2050年カーボンニュートラル達成に向けた重要施策として位置づけられている。
本プロジェクトはサステナブルな世界の実現に向けて、次の100年も社会から必要とされる企業であり続けることを目指す。そして、「気候変動への対応と人々の生活の質向上を両立させる」という社会的要請に応えるため、4つの分野に取り組み、社会実装を目指す。プロジェクト概要は、「建物のエネルギー効率を20%以上向上させ、CO₂削減に貢献する統合型環境マネジメントを実現」、「働く人の生産性と幸福度の向上を目指すウェルビーイング重視の空間づくりを実現」、「都市における自然との新たな共存モデルを提案し、生態系との共生を実現」、「アジアを中心に、世界各地の環境課題解決に貢献するグローバル展開を実現」。
7月より、京都先端科学大学フューチャー・デザイン研究センターとの産学連携による未来志向型のワークショップを展開し、2025年内にロードマップを策定、2030年度までに社会実装に向けた実証研究を完了し、2050年度に向けより持続可能な未来社会の実現に貢献していく。