2025年06月30日 12:23

テーブルクロスは、酒類食品卸売業の国分グループ本社と連携し、日本の酒蔵文化を訪日外国人に伝える体験プログラムの開発をスタートした。
テーブルクロスが運営する「byFood(バイフード)」は、訪日外国人向けに日本各地の本格的な食体験や食文化を紹介・予約できる食特化型・社会貢献型プラットフォーム。
2024年の訪日外国人数は過去最高の3686万9900人に達し、量から質へと旅行者のニーズが大きく変化している。特に富裕層を中心に「唯一無二の体験」への関心が高まっており、日本酒や伝統文化への関心も年々増加している。訪日旅行者にとって、日本酒は「知って、味わい、学ぶ」ことができる体験型コンテンツとして、高い可能性を秘めている。
「byFood」では、新たな事業創造を目指してアイデアを公募する「国分グループ オープンイノベーションプログラム2024」において採択されたことを契機に、日本酒体験コンテンツの企画・造成・発信を国分グループと連携して推進している。本取り組みは、日本酒を通じた異文化理解と地方の観光資源活用を目的とし、2024年に過去最高を記録したインバウンド需要を背景に、新たな地域体験創出と日本酒ファンの拡大を目指す。
主な取り組み内容は、ニーズ調査の実施、高付加価値体験の企画・造成、多言語対応のプロモーション展開。今後は、体験提供地域を順次拡大しながら、訪日外国人にとっての日本酒との出会いをより深いものとするツアー体験を整備していく。