2025年06月27日 12:57

クレア人財育英協会は、6月29日、「カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)」をテーマとしたセミナーを開催する。
講師は、ハラスメント対策資格「雇用クリーンプランナー」講師であり、400回以上の現場登壇実績を持つ特定社会保険労務士・小野純さん。今、相談が急増している「演技の強要」や「親しさを装った支配」など、見えづらい新型カスハラの実例と対策について解説する。
「もっと笑顔で接客して」「今日のあなた、やる気ないでしょ?」「この人じゃないと買わないから、呼んできて」。カスハラは、従来の「怒鳴りつけるクレーマー」だけではない。今、現場を蝕んでいるのは、「笑顔の質を評価される」「親しみを断れない」「SNSで晒される」といった、見えづらく断りづらい「新型カスハラ」だ。厚生労働省の調査でも、接客・医療・教育現場からのカスハラ相談は年々増加傾向にあり、職員のメンタル不調や離職にも直結している。今回のセミナーでは、「「感情の演出」が義務になってしまう職場とは?」、「接客業で増えている「親しさを装った支配」の実例」、「SNS晒し、点数化、褒めてるふり…拡張するカスハラの実態」、「顧客満足とスタッフの尊厳、その境界をどう言語化するか?」などのテーマを扱う。
日時は6月29日12時〜13時。場所は本社(千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町本社ビル6階)。